独学の介護福祉士試験対策|効率のよい勉強方法【完全無料】

介護福祉士試験

介護福祉士の国家資格を取ろうと考えている人「介護福祉士国家試験の勉強をはじめようと思うけど、何から始めればいいのかしら…。やっぱりスクールに通った方がいいのかしら。参考書を買えば、自分ひとりでも勉強できるのかな?」

こういった疑問に答えます。

本記事のテーマ

介護福祉士国家試験で合格点を取るための勉強方法を理解し、勉強をスタートさせる。

学習の流れ

  1. 介護福祉士国家試験のしくみを知ろう
  2. 合格基準はどれくらいか
  3. テキストは?独学で試験対策ができるのか
  4. 具体的な勉強方法

この記事の筆者について

現役の介護福祉士でグループホーム勤務(5年目)。ユニットサブリーダー。第31回の介護福祉士国家試験で資格を取得。介護の仕事をはじめる前は塾講師をやっていたので、教えるのはけっこう好きだったりします。

第32回の介護福祉士国家試験の勉強にこのサイト(正確にはこのサイトの前身のサイト)を3人の同僚に利用してもらい、88~95点の得点で無事合格できています。

介護福祉士国家試験は2か月くらい勉強すれば合格基準にまで持っていけますが、早く勉強を始めた方が楽なのは間違いありません。試験までの残り時間が少ないと焦ってしまうので。

介護福祉士国家試験のしくみを知ろう

試験科目は全13科目(11科目群)です。合格基準に試験科目の「11科目群」すべてにおいて得点があった者(1群でも0点があったら不合格)とあるため、捨て科目をつくることはできません。全科目を勉強する必要があります

試験科目
  1. 人間の尊厳と自立+介護の基本
  2. 人間関係とコミュニケーション+コミュニケーション技術
  3. 社会の理解
  4. 生活支援技術
  5. 介護過程
  6. 発達と老化の理解
  7. 認知症の理解
  8. 障害の理解
  9. こころとからだのしくみ
  10. 医療的ケア
  11. 総合問題

科目群になっているのは、

  • 人間の尊厳と自立(全2問) & 介護の基本(全10問)
  • 人間関係とコミュニケーション(全2問) & コミュニケーション技術(全8問)

の二つです。

1群で0点というのは、「人間関係ととコミュニケーション」が0点で、さらに「コミュニケーション技術」も0点というような場合です。

「人間の尊厳と自立」2問とも間違えた… オワッタ>,<

と勘違いされる方がけっこういるようですが、「人間の尊厳と自立」を2問とも間違っても、「介護の基本」で点数があれば問題ありません

合格基準はどれくらいか

司法試験では合格順位がその後の就職に影響を与える場合があります。しかし、介護福祉士試験に関しては、合格してしまえば、ギリギリ合格だろうとトップ合格だろうと変わりはありません。介護福祉士国家試験の合格基準は、

  1. 全問題の60%程度の得点
  2. 試験科目の「11科目群」すべてにおいて得点があった者(1科目群でも0点があったら不合格

上記(1)(2)を満たす者とされているので、全科目を7割程度を目標にまんべんなく得点できるように勉強する必要があります。

高得点を目指して細かいところまで勉強するのは非効率です。例えば、勉強を進めていると「社会福祉法」や「障害者総合支援法」等の法律を目にすることがあると思いますが、それらの法律に全て目を通すような勉強をしていてはいくら時間があっても足りません。従って、繰り返し出題されている重要項目を重点的に勉強していくことが重要です。

テキストは?独学で試験対策できるのか

テキストに関して

このサイト(keatonblog)全科目のテキストを用意しました。

keatonblogのテキストの特徴は、

  1. 無料
  2. 学習コストの費用対効果の低い項目はカット
  3. 重要なテーマは網羅的かつ詳しく解説
  4. アップデートするテキスト

無料

無料なので、市販のテキストを購入する前にぜひ一読してみてください。介護福祉士試験のテキストは2000~3000円となかなかのお値段なので。

学習コストの費用対効果の低い項目をカット

ここに関しては、少し不安に思う方もいるかもしれませんが、よく考えてみてください。市販のテキストの細かいところまで完璧に覚えて、試験にのぞむ人ってそんなにいませんよね。結局、重要な項目や過去に出題された項目くらいしか頭に残ってない人が大半だと思います。そして、介護福祉士国家試験ではそれで十分合格基準に達します。

介護福祉士国家試験を受験しようという方は、ほとんどが働きながら勉強されていると思うので、できるだけ学習コストを下げるようにしています。合格点が取れればよいのであって、高得点を取る必要はないのです。

基本となる重要な項目に加えて、過去8年分の過去問を解いてみて、必要なテキストを追加していくという作り方をしています。

重要なテーマは網羅的かつ詳しく解説

障害者総合支援法や介護保険制度、認知症などは市販のテキスト以上のボリュームで解説しています。百聞は一見に如かず。一読してみてください。

アップデートするテキスト

紙媒体との最大の違いはここですね。法律が改正されたり、試験が実施される度に必要なテキストを追加したり、不要な部分をカット、修正して、よりよいテキストに更新していきます。

独学で試験対策できるのか

結論から申しますと、十分可能です。

介護福祉士国家試験の問題は、広く浅く知識を問うてくるものがほとんどなので、中学生でも勉強すれば試験の点数はとれます。

keatonblogで科目の勉強から過去問の勉強まで試験対策可能です。【完全無料

具体的な勉強方法

基本は一科目ごとに、

  1. その科目のテキストざっくり読む。
  2. その科目の過去問を解く。

という流れを3回程ループします。

その際の注意点としては、初めてのテキストを読む際に覚えこもうとしながら読まないことです。過去問を解く段階で、

このワードはテキストのどっかで見たことある気がする…。

程度で1回目テキスト学習は十分です。

次に、過去問を解く際は、正解選択肢だけでなく、間違い選択肢の解説を見て、どこが間違っているのかを確認することが大切です。解説がわからなければ、その都度テキストの該当箇所を参照して確認します。

1回目過去問学習では、わからない場合、すぐに答えを見てしまって問題ありません。どんどん進めましょう。

過去問を解き終わったら、再度学習テキストを読みます。一度過去問を解いた後ですと、

なるほど、だからここに赤線が引かれているのか。

この記述、過去問のどっかの選択肢にあった!

という感じで、見方が変わり、より理解が深まります。その後、再度過去問を解くことで知識が定着します。

本番の試験が近づいてきたら3回目のテキストの読み込みと過去問演習を行います。これを全科目で実施します。

3回もやる時間がありません。

このように思う人も多いと思います。たしかに1回目は知識がない状態でテキストを確認しながら過去問をチェックしたりするので、時間がかかります。けれど、ここを乗り越えれば、2回目、3回目はその半分以下の時間でこなすことができ、サクサク進められるので、思ってるほど時間はかかりません。

ここまで読んでいただけば、勉強方法は分かってもらえたのではないかと思います。そこで次に

どの科目から勉強すればいいの?

という疑問点が浮かぶのではないでしょうか。ここは効率的に勉強するために、重要なポイントがあるので解説していきます。

介護福祉士国家試験で後回しにすべき科目とコスパのよい科目

後回しにすべき科目

次の2科目です。

  • 総合問題
  • 人間の尊厳と自立

総合問題

これは、文字通り総合的に各分野の内容が合わさっている問題なので、一番最後に学習すべきです。総合問題で新しい知識を学習することはありません。他の科目がすべて完了しているなら、総合問題の学習も完了しているとも言えます。ただ、出題形式が他の科目と少しだけ違うので、過去問で練習しておきましょうという感じです。

人間の尊厳と自立

この科目は市販のテキストなどでは、ほぼ一番最初に書かれていると思います。そして、読んでみると、いまいちピンとこないという感想になると思います。

この理由は、この科目が”他の科目の尊厳や自立に関するものを抜き出してまとめている科目”だからです。まだ学習していない、障害者総合支援法や地域包括支援センターなどがでてくるので、「??」となっても仕方がないと思います。

逆に言えば、他の科目が全て完了しているなら、この科目もほぼ完了していると言えます。出題数も2問と少なく、予想外の内容が出題されることも多いので、この科目は後回しにすべきです。

コスパのよい科目

介護福祉士試験では1科目群でも0点があると他が満点でも不合格になってしまうため、すべての科目を勉強する必要がありますが、コスパがよく、試験直前などでは、優先的に勉強するべき科目が3つあります。理由も含め紹介しておきます。

医療的ケア

90%以上が喀痰吸引・経管栄養に関する問題が出題されるので、勉強しやすい。また、すべての科目群の中で出題数が5問と最も少ないので、1科目群でも0点があったら不合格という合格基準にひっかからないようにするという意味でも重要です。

認知症の理解

第27回以降「認知症」に関する出題が平均して10問程度あり、それほど勉強するのに労力を要する科目でもないので、コスパが高い科目です。

生活支援技術

問題数が26と圧倒的に多い割には、学習コストが他の科目と大差ないので、最もコスパの高い科目です。

ここまでの説明を踏まえて、なるべく効率よく勉強できる、学習ロードマップを書いておきます。あくまで一例です。人によっては別の順序のほうがやりやすかったりもあると思うので。

学習ロードマップ

①介護の基本

名前の通り、他の科目とかぶっている部分も多い基礎的科目(=重要科目)です。

テキスト⇒「介護の基本

過去問解説⇒「介護の基本」過去問

②人間関係とコミュニケーション&コミュニケーション技術

keatonblogでは一つのテキストにまとめています。

⇒テキスト「コミュニケーション技術

⇒過去問「コミュニケーション技術

③社会の理解

おそらく苦手としている人が最も多い科目です。具体的なイメージがしにくいので難しく感じるのだと思います。がんばってください>,<

⇒テキスト「社会の理解

⇒過去問「社会の理解」(作成中)

④介護過程

⇒テキスト「介護過程

⇒過去問「介護過程」(作成中)

⑤発達と老化の理解

⇒テキスト「発達と老化の理解

⇒過去問「発達と老化の理解」(作成中)

⑥認知症の理解

⇒テキスト「認知症の理解

⇒過去問「認知症の理解」(作成中)

⑦障害の理解

⇒テキスト「障害の理解

⇒過去問「障害の理解」(作成中)

⓼生活支援技術

⇒テキスト「生活支援技術

⇒過去問「生活支援技術」(作成中)

⑨こころとからだのしくみ

⇒テキスト「こころとからだのしくみ

⇒過去問「こころとからだのしくみ」(作成中)

⑩医療的ケア

⇒テキスト「医療的ケア

⇒過去問「医療的ケア」(作成中)

⑪人間の尊厳と自立

⇒テキスト「人間の尊厳と自立

⇒過去問「人間の尊厳と自立」(作成中)

⑫総合問題

⇒過去問「総合問題」(作成中)

試験直前対策

試験日まで一週間をきっていると、焦って何を勉強すればよいかわからない人は多いのではないでしょうか。次にあげるテーマは第24回以降の試験では100%出題されているので、何を勉強したらいいかわからないという人は直前対策として勉強してみてください。

  • 障害者総合支援法
  • 介護保険制度
  • ICF
  • 終末期の介護
  • 社会福祉士及び介護福祉士法

これに加えて先ほど紹介した3科目「医療的ケア」「認知症の理解」「生活支援技術」を復習すればよいかと思います。

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